区民・事業者・練馬区等がともに地球温暖化防止をめざす

夏の節電

地球規模の温暖化対策に加え、東日本大震災以降は電力の供給量が低下していることもあり、電力使用の集中する夏季には、継続して「節電」が求められています。

1.夏の電力状況

(1)夏の電力の使われ方

夏は年間最大電力を迎える季節

電気の使われ方は一定ではなく、季節や昼と夜によっても大きく違います。

夏季の一日電力需要は、 9時~20時頃までが高く推移しており、全需要では、14時頃 にピークを迎えます。 しかし家庭のピークは、夕方から夜間にかけて見られます。

経済産業省「節電go.jp」から引用し作図

夏の家庭で使われるもの

夏の日中ピーク時(14時頃)の在宅家庭でおもに使われているのは、エアコンです。「夏の節電」にはエアコン使用への工夫を行うことが大切です。

経済産業省「節電go.jp」から引用し作図

(2)わたしたちができること

ピークを抑えるために

電力はその特性から貯めることができず、瞬時瞬時の需要量と発電量を一致させる必要があります。電力設備はこのピーク時にブラックアウト(大停電)を引き起こさないように準備されることから拡大を続けてきました。

電力需要は深夜になればほぼ半減されます。日中のピークを抑えて需要の格差を小さくすることが、電力の効率化につながります。

ピークを減らそう!

電力需給がひっ迫してくるピーク時には消費電力の高い家電製品の使用をへらしましょう。

経済産業省「節電go.jp」から引用

アイロン、電気ポット、電子レンジ、ホットプレート、トースター、食器洗い機、IHクッキングヒーター、ドライヤー、掃除機、洗濯乾燥機などは、瞬間的に1,000W、さらにそれを上回るような消費電力の高い機器です。

ピークをシフトしよう!

消費電力量の高い家電は同時に使用せずに順番に使う、また需要が高まる日中より朝や夜間の時間帯、休日に使うようにることなどをみんなで意識しておこなうと、結果として全体のピークを平準化することができます。

エネルギーをチェンジしよう!

例えば、洗濯物を乾燥機を使わずに天日干しにするなど、電力に依存しない方法を考えてみましょう。

また最近では「太陽光発電の導入」など、家庭でも消費するだけでない「創エネルギー」という選択肢もあります。

エネルギーをシェアしよう!

近年、日本の家庭の電力量が増加した原因に、家族の人数が減りながらも世帯数が増加したことが挙げられます。ピーク時には公共施設を利用したり、仲間同士で1つの場所に集まったりしてエネルギーを分け合うことも節電につながります。

2.家庭の省エネポイント

(1)エアコンの上手な使い方

1.窓からの熱の入りを防ぎましょう!

窓は冷房時の冷気を外に逃がし、外気の熱を室内に伝えます。カーテンやすだれなどで日差しをしっかりカットしましょう。すだれは窓際ではなく軒下等に下げて窓との間に空気の層を作ると効果的です。

外出時はカーテンを閉めて出かけます。

2.お部屋の温度を管理しましょう!

冷房時の室温は28℃ が目安です。 エアコンの設定温度を26℃から2℃上げると約10%、約130Wの電力が削減できます。

また開始時に電力がかかるので、頻繁にON とOFF を繰り返すより、30分程度なら弱めにつけておく方が節電になります。

3.室外機の環境を整えましょう!

室外機を日当たりのよいところに置き、まわりを物などでふさぐと排熱できず冷房効果が下がります。

なるべく日陰で風通しのよい場所に設置しましょう。

4.扇風機を上手に使いましょう!

風を感じると体感温度を下がるため、エアコンの設定温度を弱めることができ、扇風機と併用しても結局、節電になります。

また冷気は重く床にたまりやすいので、扇風機、サーキュレーターなどで、室内の涼しくしたいところに冷気が回るようにすると効果的です。

(2)冷蔵庫の上手な使い方

1.開けている時間を短く、回数を少なく!

開閉が多いとせっかくの冷気が逃げていきます。冷蔵庫と冷凍室のドアの開閉回数がそれぞれ50回・15回の場合は、その約半分、25回・8回の場合にくらべて消費電力を約6%も増加させます。

日頃から家族で棚の置き場所を決めておくと、取り出しがスムーズになります。

2.設定温度は低くしましょう!

設定温度を「強」から「中」に変えると年間の金額で約1,300円程度も変わってきます。熱いものは十分冷ましてから入れると、庫内の温度上昇が防げます。

最近は冷蔵庫用の温度計も市販されていますので、ドアポケットなどに下げておくと庫内温度の目安になります。

3. ものは詰め込みすぎないように!

冷蔵庫が満杯になると冷気の流れが悪くなり、冷えにくくなります。冷蔵室は容量の「約7割程度まで」と言われています。

冷凍室は冷えたものを詰め合った方が効率はよくなります。

4. 壁から適切な間隔で設置しましょう!

冷蔵庫がうまく放熱できないとムダな電気を使います。上部に物を置かないことも含め、周囲に適度な隙間をあけましょう。

冷蔵庫の扉や壁面に、ものを貼ったり、掛けたりすることもよくありません。

注)環境省ホームページ「家庭でできる節電方法」、財団法人 省エネルギーセンター「家庭の省エネ大辞典」、経済産業省のホームページ「家庭の節電対策メニュー 」などのデータを参考に作成しています。

(平成28年7月 リンク確認)